今回は、初来日のエリック・ルゴッシュとのジョイント・ライヴ・ツアーでした。エリックは、1984年に米ナショナル・フィンガーピッキング・チャンピオンを獲得した実績があり、アメリカでは、ダック・ベイカーやパット・ドノヒューといった、TABファンの方にはお馴染みのギタリストたちと一緒にライヴをやるなど、実力・キャリアともにトップ・クラスのギタリストです。体が大きく見た目にも迫力があるので、“まだ見ぬ強豪”というプロレス的な表現がまさにぴったりでした。でも実は心が優しく気さくな人で、彼と行動をともにしたツアーの間、私もとても楽しい毎日を過ごすことができました。
今回のツアーでは、横浜、名古屋、大阪、京都、東京と回りましたが、各会場で彼は期待通りの素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれました。まるで2台のギターで弾いているような、カウンターポイント・アレンジなどお手のもので、あんな太い指でよくあんな緻密なプレイができるもんだと驚きです。またボーカルも素晴らしく、聴き惚れてしまいました。
彼はこのツアーの後、シカゴでの400人収容のホールでのライヴやドイツの大きなフェスティバルに参加するなど、ツアー・スケジュールが詰まっているとのことでしたが、今回の日本ツアーを私同様、存分に楽しんでくれたようです。
今回も多くの皆様が各会場に足を運んでくださいました。いつも本当にありがとうございます。また、各会場の関係者の皆さまやツアーをサポートして下さった皆さま、この場を借りまして御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。そして、このツアーを共同で企画してくださいました、Lakewoodギター、AERのアンプ、John Pearse弦の輸入元である中林貿易さん、大変お世話になりました。
TABギタースクールでは、今後も皆さんに楽しんでいただけるように、いろいろ企画していきたいと思います。皆さま、今後とも変わらぬご支援を何卒よろしくお願いいたします。
2004年10月 TABギタースクール 打田十紀夫
※「エリック・ルゴッシュ&打田十紀夫“Blues & Ragtime”アコースティック・ライヴ」の写真を何点かアップしました。写真の番号をクリックすると、写真とコメントのページが開きます。
写真1…横浜(サムズアップ)でのライヴより−1。(2004/9/18)
写真2…横浜(サムズアップ)でのライヴより−2。(2004/9/18)
写真3…名古屋(Tokuzo)でのライヴより。(2004/9/19)
写真4…ライヴ会場へ向かう途中。(2004/9/20)
写真5…大阪(knave)でのライヴより。(2004/9/20)
写真6…移動の電車の中。(2004/9/21)
写真7…京都での憩いのひとときー1。(2004/9/22)
写真8…京都での憩いのひとときー2。(2004/9/22)
写真9…新幹線のホームにて。(2004/9/23)
写真10…東京(スターパインズ・カフェ)でのライヴより−1。(2004/9/23)
写真11…東京(スターパインズ・カフェ)でのライヴより−2。(2004/9/23)
写真12…東京(スターパインズ・カフェ)でのライヴより−3。(2004/9/23)
写真13…東京(スターパインズ・カフェ)でのライヴより−4。(2004/9/23)
写真14…東京(スターパインズ・カフェ)でのライヴより−5。(2004/9/23)
写真15…東京(スターパインズ・カフェ)でのライヴより−6。(2004/9/23)
写真16…この迫力、この破壊力!(2004/9/23)