ニューヨークから“Blues & Jazz Virtuoso”ウッディ・マンを招いて開催した『Acoustic, Blues & Beyond』ツアーへの多数のご来場、ありがとうございました。世界規模でライヴ・ツアーをしているウッディ・マンは、TAB主催ライヴで何度も来日し、現在「プレイヤー」誌でも連載を持つなど、日本でもアコースティック・ギター・ファンにはもうお馴染みのギタリストです。今回ご来場いただいた皆さまにはお分かりだと思いますが、大御所の域にいるギタリストでありながら、来日のたびにパワーアップし進化し続ける向上心には本当に脱帽です。人間的にも非常にジェントルマンで、彼に会った誰もがみんな彼のことを友人と思えてしまうほど、心優しくフレンドリーな性格も魅力のひとつです。
今回のツアーでは、初日と最終日に岡崎倫典さんに特別ゲストとして出演していただきました。このお二人は初対面なのですが、そこはアコースティック・ギター道を極めた者同士、ステージでの息もピッタリでした。お忙しい中、スケジュールを割いてくださって、倫典さん、どうもありがとうございました。
ウッディは、デイヴ・ヴァン・ロンクやステファン・グロスマンらの後輩に当たる存在で、若き日に今は亡きレヴァランド・ゲイリー・デイヴィスに多くを学んだことで知られています。今なお、デイヴィスに対して常に尊敬と感謝の念を持ち続けているウッディは、デイヴィスのドキュメンタリー・フィルムのプロデューサーとして白羽の矢がたったそうで、現在さまざまなシーンを編集中とのことでした。影響を受けた様々なミュージシャンのインタビューも盛り込んだ非常に中身の濃い作品になるとのことで、今から完成が非常に楽しみです。
ライヴでのセッション、オフの観光を含め、今回のツアーが今まで以上に印象深いとウッディが言ってくれ、企画した私たちもやった甲斐がありました。ご来場くださった皆さま、協賛いただきました（株）モリダイラ楽器さま、（株）フックアップさま、そしてWonder Toneさま、art pointさまをはじめとする応援してくださった関係者の皆さま、今回のツアーでも本当にお世話になり、ありがとうございました！ この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
2008年12月 ＴＡＢギタースクール 打田十紀夫
※「“Acoustic, Blues & Beyond”ツアー 2008」の写真をアップしました。ページ番号をクリックすると、写真のページが開きます。各ページに数枚の写真とコメントを掲載してあります。それぞれの写真ページからは、ページの一番下のところから他の写真ページへ移動することが出来ます。
●写真提供：吉澤一実氏（Page 1の写真２〜８、Page 8の写真３・写真５〜９、Page 9の全写真）、Wonder Tone 末次宏氏（Page 3の全写真、Page 4の写真１〜２・写真５・写真８）、神山明氏（Page 8の写真４）
Page 1…12/5 横浜“THUMBS UP”でのライヴより（写真８枚）。
Page 2…12/6 静岡“VELVETSOUND”でのライヴより（写真７枚）。
Page 3…12/7 大阪“5th Street”でのライヴより（写真８枚）。
Page 4…12/8・9 京都での休日と大阪“Sann Cafe”でのワークショップ（写真９枚）。
Page 5…12/10 広島“club cream”でのライヴより（写真７枚）。
Page 6…12/11 広島での休日（写真６枚）。
Page 7…12/12 名古屋“TOKUZO”でのライヴより（写真６枚）。
Page 8…12/13 東京“KMA STUDIO”でのライヴより（写真９枚）。
Page 9…12/14 東京“BACK IN TOWN”でのライヴより（写真11枚）。
Page 10…12/15 ツアーも終わってTABオフィスで一息（写真２枚）。